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  映像研究

「藤野」に行ってきたのでした編

 
・しばらく前に買った住宅雑誌のバックナンバー的なもので「パーマカルチャー」という言葉を目にして「そういえば何となく知っているようでよく知らないなぁパーマカルチャーって」と思っていろいろネットで調べてみていたのでしたが、どうやら自分が住む高尾から中央ラインを西に2駅下った「藤野」という駅、及びその周辺は「パーマカルチャーのメッカ」であるらしく(多分に印象ですけれども)、そういえば「ひかりまつり」だって藤野の廃校舎が会場らしいしなぁと思っていたところ、丁度「なにか藤野の廃校舎を利用して金曜日にだけやっているカフェ的なものがあるらしい」というおぼろげな情報を見つけたりもしたので、行ってきたのでした金曜日に。


・ノープランで藤野駅に到着して観光案内へ。その「里カフェ」がある「篠原の里」までは藤野駅から車で15分とのこと。「車で15分ということは歩くと1時間半」という個人的な目安としての徒歩換算(車で5分を徒歩30分と換算してみた)を頭に入れつつ、夕方からの業務の開始時刻を考えた結果、どう考えても無理そうだったので、往路はズルしてタクシー。その結果あっという間に着く。


・そして到着した校舎の門を引き開けて「里カフェ」へ。スープとパンとサラダのランチを食す。コーヒーも頂く。美味い。食べ終わったならば校舎の中を散策する。宿泊施設としても利用できるようで、音楽室に布団が積まれてたりする様子はなんかちょっと面白い。煙突が突き出したストーブも格好良い。パンフレットを見ると使用可能な施設・機材リストには「パン(ピザ)窯」「プロジェクター」「マイク放送」「ピアノ/木琴/アコーディオン(!)」とかもあって、コンパクトサイズのフェスティヴァルを構想したくなることこの上なしといった様子。楽しそうだなぁ。


・帰りは駅まで歩く(大体1時間半くらいだった)。修理から帰ってきたカメラの使い方を確認するような意味で写真を撮りつつもさくさくと歩く。小さな山の間を歩いているのだから、曲がりくねった道をアップダウンしながら進むのだけど、全体は見えない(見晴らすというかんじはあまりない)。そして駅が近くなって相模湖が見えてくると、そこは低い位置にあることがわかったのだから、当たり前なのだけどもちょっと面白かった。そのようにして再び中央ラインに乗り込む。休日ではない金曜日の、パートタイムに休日な時間を使った、パートタイムなパーマカルチャー入門?は終了(早口言葉みたいになった)。業務へ向かうのでした。