&

  映像研究

6月の天気、6月に買った本など

 
・季節の変わり目をはっきりと感じる6月。夏みたいな直射日光や、夕立みたいな雨、梅雨みたいにどんよりした天候は梅雨だからで、バックパックを背負っているとTシャツの背中は汗でざぶざぶになる。それは街でも山でも同じことで、だから街でも山でも着られるようなTシャツを作ってみようと思ったりした。そうして写真やデザインや視覚的なもののことをつねに(ぼやっと)考えているようになると、活字へのハードルが高くなって、一度本を開いてしまえば集中するのだけれども、そもそも本を手に取るまでに大きな壁がある。そしてそれが「積み上げられた宿題」のようなものに思えてしまうとするならば、あらゆる書物を読むことが「お勉教」であるというコンセプトに微妙な修正を加えなくてはいけない。つまりもう少し面白い方向へ。現在進行形。



・山とか森とか緑とかクジラとか書いてある本はつい買ってしまったり、
山の用語なんでも事典』大内尚樹
山の計画手帳 (1979年)』文:栗林一路/絵:西島武郎
中年からの山歩き入門』栗林一路
僕はやっぱり山と人が好き―沢野ひとし対談集沢野ひとし
山菜記―随筆集 (1968年)』片岡博
山菜記〈続〉 (1971年)』片岡博
C.W.ニコルのいただきます (小学館ライブラリー)C・W・ニコル
森の聖者―自然保護の父ジョン・ミューア (小学館ライブラリー)』加藤則芳
ぼくのペンションは森のなか (就職しないで生きるには 6)』加藤則芳
六甲山房記 (同時代ライブラリー)陳舜臣
キューソクの クジラの缶詰―初心者のためのホエール・ウォッチング入門エッセイ (小学館ライブラリー―OUTDOOR EDITION)岩本久則
エコロジーとテクノロジー (同時代ライブラリー)』栗原康
草木を訪ねて三百六十五日 (新潮選書)』足田輝一
植物名の由来 (東書選書 55)』中村浩
森のめぐみ―熊野の四季を生きる (岩波新書)』宇江敏勝
緑の生活―ア・ハート・オブ・オーク (1982年)』稲本正
みんな山が大好きだった山際淳司
焚火の時間』国際焚火学会
オートキャンプ大全―その方法とスピリット』金沢寛太郎
生態学からみた自然 (1971年)』吉良竜夫
フリー・クライミング入門』マイケル・ロフマン/平田紀之・戸田直樹訳
完全版 自給自足の本ジョン・シーモア宇土巻子・藤門弘訳


・詩を読んだり、
表札など―石垣りん詩集石垣りん
海府行』安田雅博
夜の人工の木』豊原清明
野川』岡島弘
詩と真実』中島登
記憶のつくり方長田弘


・学びのための書籍を購入してみたり、
エビと日本人 (岩波新書)村井吉敬
視覚的人間―映画のドラマツルギー (岩波文庫 青 557-1)』ベラ・バラージュ
シャドウ・ワーク―生活のあり方を問う (同時代ライブラリー)』イヴァン・イリイチ
明治・大正・昭和 (同時代ライブラリー (258))中村光夫
ネオリベ化する公共圏
叢書文化の現在〈1〉言葉と世界 (1981年)
叢書文化の現在〈4〉中心と周縁 (1981年)
叢書文化の現在〈9〉美の再定義 (1982年)
問いつづけて?教育とは何だろうか』林竹二


・夏だから(だけは)文学、文学のようなもの、ストーリー、あるいは妖怪
月下の渦潮 (1980年)島尾敏雄
どくろ杯 (1971年)金子光晴
いずれ我が身も (中公文庫)色川武大
しなやかさというたからもの』国分一太郎
かわうそタルカ (1983年) (福音館日曜日文庫)』ヘンリー・ウィリアムソン
ふくろうが私の名を呼ぶ (1976年)』マーガレット・クレイヴン/片岡義男
想像力の冒険―わたしの創作作法 (1981年)今江祥智
幼なじみのバッキー増山麗奈:絵/澤田サンダー:文
ひとつの装置 ショートショート傑作選(2) (講談社青い鳥文庫)星新一
水木しげるの妖怪文庫 (1) (河出文庫)水木しげる
カラー版 妖精画談 (岩波新書)水木しげる
カラー版 妖怪画談 (岩波新書)水木しげる


・本によって、どこかに行ったような「気持ちになる」ことが出来るとか、
モンゴルに暮らす (岩波新書)』一ノ瀬恵
旅好き、もの好き、暮らし好き―savor of living (ちくま文庫)』津田晴美
ネイティブ・アメリカンとネイティブ・ジャパニーズ』北山耕平
環太平洋インナーネット紀行―モンゴロイド系先住民の叡智星川淳
南の島へいこうよ (ちくまプリマーブックス (56))』門田修
サンディーノのこどもたち―私の見たニカラグア (1985年)吉田ルイ子
白鳥のいる風景―文化・生態・保護 (1979年) (NHKブックス カラー版〈C9〉)』本田清
グラウンディング・ミュージック』谷崎テトラ
未来への遺産―取材記 (1976年) (NHKブックスジュニア〈37〉)
ホピの国へ―アメリカインディアンに学ぶ (広済堂文庫―ヒューマン・セレクト)』青木やよひ


・その他いろいろな本、雑学、随筆、つまりポップ。
こちら本の探偵です (ちくま文庫)赤木かん子
新版・遊びの百科全書〈2〉だまし絵 (河出文庫)種村季弘・高柳篤
大江戸観光 (ちくま文庫)杉浦日向子
茶の本 (岩波文庫)』岡倉覚三
ナウなヤング (岩波ジュニア新書)水玉螢之丞杉元伶一
まちづくり読本―「こんな町に住みたいナ」延藤安弘
競馬の国のアリス (ちくま文庫)高橋直子
これが江戸前寿司―弁天山美家古 (ちくま文庫)』内田正
チョコレートの科学―苦くて甘い「神の恵み」 (ブルーバックス)』蜂屋巌
俺だけダルセーニョ―いまもどりたい自由な世界吉田拓郎
ビートルズの詩の世界―おれはタマゴだ,セイウチだ高山宏
子どもの遊び空間 (NHKブックス 204)』藤本浩之輔
遊びの考現学―根拠地としての遊び精神 (1982年)』門脇厚司
J・J氏の男子専科 (植草甚一スクラップ・ブック)植草甚一