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  映像研究

ウィーク・エンドに仕事をする人のランダムなメモ

 
・ある日であるところの金曜日。すっかり頭が「Tシャツを作る」ことで一杯になっている金曜日。業務に行く前に東急のハンズ的なお店に立ち寄って必要なインク諸々を買い足すのだった。空いた時間に喫茶店にてデザインを再考。業務へ。終了後は3月にソウルツアーを敢行したHさん&Sさんと西荻窪で飲食。串焼きからアンダーグラウンド沖縄料理店への黄金の路。しかし一体何の話をしていたのだろう?すっかり夏っぽい夜。



・ある日であるところの土曜日。試作したTシャツを着て外出。本日も午後の適度な時間からの業務であったものだから、曙橋近くの元小学校で開催されていた展示『オルタナ美術ショーケース展』という展覧会を観賞。オルタナティブな美術がショーケースに入っていた。入っていない美術もあった。でもどの美術も興味深い。その後業務へ。すっかり夏っぽいスケジューリングをしなければならない季節になる。会った人にはTシャツをプレゼンテーション。



・ある日であるところの日曜日。昼からの業務。慌ただしい中で後輩=同僚の晴れやかな報告。そうしてみんな巣立ってゆくのだ。夜は理由あって実家方面へ。珍しく家族が集合していてワインで乾杯。何故か母親から村上春樹1Q84』を猛烈にお勧めされる。「主人公が30手前の予備校講師なんてピッタリだ」という納得しがたい理由によるプレゼン。でもわざわざ買わずに済んだのはありがたし。テレヴィジョンを観賞しながら就寝。



・週を通じてずうっと鞄に入れてちょこちょこと読んでいたのは『spectator』の新しい号だ。特集が『BACK TO THE LAND JAPAN』となっていてすべての記事が面白い。中でも小林節正という人のマウンテンをリサーチする様子や、生意気という人たちの植物を育てる様子、そこから見えるヴィジュアルや言葉はとても刺激的だ。「面白い」や「オシャレ」の先にある「マウンテン」や「植物」について、もっともっと考えて実践してみたいと思う今日この頃。