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  映像研究

アーキテクチャ的なもの

 
・28日(水)は放課後の備忘録。業務終了後は業務が終了してないなりにチーム同僚にアレをアレしておいてもらうようにお願いしてダッシュで移動。まったくちょうど一年前にも同じような場所へ、同じような内容のシンポジウムを聴きにいったなと思い出せる程度に時間は早い。これもまたすっかり大人になった証拠なのでしょうか。山手線を目黒駅で乗り換える。オレンジと緑色の「思想地図」を小脇に抱えて目黒線に乗り込み、大岡山まで辿り着く頃にはなんとなく少しだけ高揚感。

アーキテクチャと思考の場所」
講師:浅田彰磯崎新宇野常寛濱野智史宮台真司東浩紀(司会)
日時:2009年1月28日(水) 17時30分〜20時30分
会場:東京工業大学 大岡山キャンパス 講堂


・開始の時間に約20分ほど遅れて「もう席ないかもなぁ。立ち見かぁ。」と思いつつ会場にたどり着いたならば講堂は尋常じゃない人の溢れ方で(そもそも入れず)呆然。どうしたものかとしばらく考えて結局別の入口からもぐり込み、立ち見の人々のダウンジャケットのフード越しに、濱野智史という方と宇野常寛という方のプレゼンテーションを聴く。それにしたって物凄い(アカデミック)フェスティヴァル感だ。その後ディスカッションに入る頃にはポジショニングもようやく落ち着いて、かろうじてメモを取りながらふむふむと聴きつつ別会場(ストリーミング中継していたようです)の方で聴いていたHくんとメールで実況&解説。


・終了後はHくんと合流して、ホームタウンは西東京へ移動。今日のシンポジウム含め近況&思うところ(?)についての意見交換。パブみたいなお店で何故かジャネットのライブを観つつ、ミックス・ピッツアを食らいつつ、最近のテレヴィジョンの面白さをプレゼンテーションしてもらいつつ、読むべき本の提案など。あるいは異業種のHくんだからこその「アカデミックなもの」「ポエジー的なもの」への自分とはまったく違った意見も新鮮なこんな夜。もろもろ持ち帰るかたちで終電直前に帰宅する。