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  映像研究

移動する火曜日&読書と晴天(寒い)の水曜日の備忘録

 
・寒い。いよいよ寒い。室内でも吐く息は白く、煎れたばかりの珈琲はすぐさまアイス。そのような環境に対して私が今出来ることは、下着にはユニクロヒートテック(数年前のモデル)を着て、ルームシューズはモンベル。アラジンストーブさんも稼働させ、そしてそれは「対流式」に部屋を暖めるそうなので、押し入れに仕舞ってあった「サーキュレイター」も運び出して援護射撃。そのようにして、ほどなく快適です。


・昨日18日(火)は、朝から浅草にて某撮影のお仕事に向かう。つくづく最低限度の英会話の必要性を感じたりしつつも滞りなく(一応)昼過ぎには終了して、せっかくなので「イーストサイド・オブ・トーキョー」を歩こうと思った、久しぶりだったもので。とりあえず「ぴあ的な」情報がないなりに清澄白河のギャラリー・コンプレックス的なスペースを散歩。森山大道の「バイバイポラロイド」も色んな意味で「すごいなぁ(そんなに沢山使えて羨ま系)」というかんじだけれども、ZENSHIというギャラリーでやっていた玉井健司という人の作品が普通に良かった。


・その後新富町に移動して「アラタニウラノ」というギャラリーを探す。観たかった大木裕之という人の展示(観るはずだった/アート番長Rくんにも「よかったよ〜」と言われてたので)はすっかり終わっていて無念。もちろん今やっている方の作品は興味深く鑑賞して、その後は銀座へ。かつてあった「ファイン・リファイン」というインテリアショップ(の中に確か本屋さんもあったのでそこに行きたかったのだ)はすっかりなくなっており、そしてその代わりのショップが「MUJI」だというのもとても現代的な都市の光景だと思う。その後は神保町に移動して夜は某ゼミ@淡路町こんな話題とか)。ゼミ後は少々打ち上げたもので初の終電・高尾行きにて帰宅。







・19日(水)は、朝から家で出来る仕事をちょろっとやっていた流れで、流されるままに在宅ワーク・デーに。前回の備忘録の通りの「図書館貸し出し・積ん読」ぶりもあまりにも非道いのでとりあえず手当り次第に本を読む。絵水曜日の昼間に珈琲を飲みながら『ゼロ年代の想像力』だって読むけれども、一方パスタを茹でながら『焚き火大全』だって読む。それにしても『連続ドラマ・すいか』の、あるいは「木皿泉」という作家のちゃんとした批評が存在しているというのは大切なことだなぁ、とか何とか考えつつ一気に読み進めた結果、完全に自分のことはよくわからなくなる(「ゼロ年代の想像力」としての「焚き火」ってなんだ?コミュニティ?引きこもり?あるいは新教養/強要主義?…とりあえず「決断主義」ではないだろうな。)けれども、とりあえずこれは備忘録なので、そんな諸々のアイデンティファイは不要だ。この本の論旨に照らし合わせるならば、自分のことを「〜である/〜でない」という必要はないのだ。その代わりに「〜を見た/〜を聞いた」「〜を買った/〜を読んだ」と言おうと思う。そしてだからなおも読む。


・夕方にはスーパー・マーケットにお買い物に行きつつも、いよいよ週明け(正確には連休後半)に迫った「アーヴァン・キャンピング・フェスティヴァル vol.3」に向けて構想&各種連絡。そんな中我が家にはヤフオクで購入していた薪だって届く。薪は大切だ。ホーム・センターで買える杉なんてものはもう卒業(?)なのだ。