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  映像研究

ウィーク・エンド、そして、カードが少し歪むと晩ご飯は白いものばか

 
・忙しいのか、暇なのか、とても判別しがたいこの6月も気づけばもう半分が過ぎている。6月が終わると誰もが口にする「今年も既に半分が終わろうとしているじゃないか(こんなはずじゃなかった!)」という多分に自己啓発的なニュアンスを含む発言に対して適当な返答をするのはなかなか難しいと思うけれども(自分も言ってたりしますけれども)、しかし「上半期」という言葉はなんかちょっと好きだ。ちなみにまったく個人的な「2008年・上半期流行語大賞」は『合ハイ』『のぞみ』そして『マルチチュー度』。合ハイ、とは「合同ハイキング」の略称であります。


・このウィーク・エンドは金曜日土曜日と若干ややこしい業務をやりすごして、日曜は休みだったもので先月に続いて、国立ニチニチの「日曜市」へ。「こんにちは。また来ちゃいました。」というかんじで、『大増補版 まぼろし小学校 ことへん (ちくま文庫)』という本を購入させてもらいつつも、ビールなども飲んだりつつ(2杯)、古本泡山のSさんと各種談義。お会いするのは三度目でも、オンライン・日記からお互い断片的に情報を知っている、という妙な感覚も面白く、ずうずうしくも閉店ギリギリまで居てしまったのならば、またぜひ、一席もうけましょう、というかんじで、まだまだ日の高い夕方の国立をあとにする。ちなみに前回買えなかった「エバジャム」、カレーパン(旨い)、そして珈琲豆も購入。


・そして「せっかくだから」吉祥寺になど降りてみて、ウィンドウ・ショッピング。取り立てて何を購入するでもなく、しかし晩ご飯の準備をするにあたって若干財布の中身が心許なかったもので、銀行にて「お引き出し」しようとしたのだけれど、何度か試みた結果、お引き出せず。そういえば前回銀行でお引き出そうとしたときに、ディスペンサーが止まってしまい、対応してくださった銀行員の方に「カードが少し歪んでいて機械が読み取りづらくなっております」と言われていたのだった。そしてそこですぐに対応をしないで、「読み取り『づらい』んでしょ?読み取『れない』わけじゃないんでしょ?」と考えることを、人は決して「ポジティヴ・シンキング」とは呼ばない。


・そんなわけで晩ご飯は、銀ダラ、豆腐、大根の味噌汁、長芋。白いものばかり。