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  映像研究

今週の記録、今月の終わり

 
・本日は「うるう年」の「うるう日」だという情報をJ・ウェーヴに教えてもらって、そうかほうほうへぇ〜4年に一度きりのふーんなるほどそりゃまたなかなかと思う朝。ー寒いのか 暖かいのか 三寒四温ー 一句詠んでみるつもりもなかったけれどもそんな気候。そんな季節の備忘録。


・26日(火)の業務後はひょんなきっかけから都内某所にて大塚英志という人の憲法についての講演を聴きに行く。ゆるやかにフェード・インしたならば息つく暇もなくメモする隙も与えないあっという間の約一時間半、その会場は所謂(一般的に言われる/大塚英志が言うところの)「護憲派」の人たちによる集まりだったのだけれども、そのような状況でたんたんとしかし確実に「憲法改憲」のについての別の問題の設定の仕方を提示する、そのプレゼンテーションは鮮やかだった。そして『新現実vol.5』でも書かれていた(パラパラした程度なのでもう一度読み直そう)「柳田邦男」についての論考とこれまで色々なところで読んだ気がする「憲法」の問題がどのようにつながっているのか、ということについても書かれたものを読むよりも納得がいくような気がした。


・そしてまたそこには今自分が「自分のこととして考えるべきこと」と「自分のこととして考えるべきではないけど考えるべきこと」がある気がするけれども、いずれにしても、そういえば自分は数年前の『広告批評』の憲法特集から色々なことを考え始めたようなところがあったのだったということは別に忘れていたわけでもない。たとえば「『広告批評』の「憲法特集」を読んで考える『広告批評・批評、そして広告と経済、あわよくば「(広告化する)美術とデザイン」についての覚え書き風の何事か』」というようなお題目で文章を書こうと思っていきおいエキサイト・ブログというものに登録したならば、しかしながらそんな大それたことを下調べもなにもなく書けるわけがないのだ無理だやめだもう、というようなことがあったりなかったりしたのもそれはそれで今でも自分の主要なモチーフではある。


・27日(水)は事務所についての@渋谷、28日(木)は業務についての@吉祥寺、それぞれ「来たるべき…のため」の(なんとなく無駄に盛り上げてみた)プチ上げ風プチ合わせ。そこで考えるべきことが「自分のこととして考えるべきこと」でなくて何なのだろう、と理解しつつ、ここから考えるべきは「(これまでであれば)自分のこととして考えるべきではないけど考えるべきこと」との関係の中でしかありえないという話。


新現実vol.5

新現実vol.5