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  映像研究

白銀はまねくよ

 
・ある冬の終わりの週明け。何となくいつもとは少し違った新鮮な気持ちで月曜日を迎えたのは今日が給料日だからというわけではもちろんなくって、それは週末に友人の結婚披露宴に出席したことで、何と言うかこう敬虔な、とでも言うか、今日からまた新たにがんばろう、というような妙に前向きな気持ちにさせられてしまった(全然自分が勝手になっただけだけど)から。しかしそれにしても東京のど真ん中にそびえる「ホテル・N・O・T」での結婚披露宴は、どこか夢のような、あっという間に過ぎ去るライブ的な、春一番も手伝ってか、なんとも強力な空間だった。ちなみに久々に旧・チーム・キャンプも勢揃い。Tくん、おめでとう。


・そして白銀はまねく。容赦なく招く。しかしながら週末に迫った「バック・カントリー・スキー・ツアー」を直前にして友人に「それは『かんじき』みたいなものをはくやつか。」と聞かれ「それは多分『スノー・シュー』という器具で基本的に別物だと思います。」と答えたならば「『クロスカントリー』ということか。」と聞かれ、そうなってくるともう何を基準に何を聞かれているのか全くわからない。まして小耳に挟んだ『テレマーク・スキー』との関係に至っては全くの謎であるから、こういうサイトで予習している。そしてこんな風に親切に初歩の初歩から教えてもらえたならば助かることこの上なし。

まず、バックカントリーが何かを知らなければ始まりません。
バックカントリーは直訳すると裏山という意味になりますが、それでは日本で一般的にバックカントリーと呼ばれているものとは解釈が違ってしまいます。
通常バックカントリースキースノボーと言われているものはどんなことを差すか説明していきます。


・業務後には、ものすごく久しぶりに目白の有名アウトドアショップ「カラファテ」にも行ってみる。学生後半のある時期「ボルダリング」を試みたときに覗きに行った、そのときには全く気がつかなかったけれども(暖かい時期だったし)この店は「バックカントリースキー」の専門店でもあったのだ。スキー・ウェアに関しては色々考えつつももうすでに購入しているので(数日前の備忘録を参照されたし)特に今回のツアーで必要というわけではないのだけれども、せっかくだからヘッド・ライト(BlackDiamond製)を購入。家に帰ってはやめはやめで準備を始めるつもりがもらってきた各種カタログを熟読しつつ発泡酒