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  映像研究

準備をする、観る、終わる

 
・学習の準備をする。あるいはその学習自体もまた別の事柄への準備であるかもしれないとして。そしてアマゾネスで購入した(一部図書館で借りた)これらの本は本来ならば「3.30」の予習のつもりで購入してみたのだけれども、気がつけばいつのまにやら「復習」です。

・山に登る準備もする。明日は実に久しぶりの山部(ついにvol.5)。色々な人や本や雑誌から得た情報をもとに、主に食についてその充実をはかろうというのが今回のコンセプト。行動食は素早く取る。たぶんコーヒーも湧かす。その様子をxactiで撮影すらする。以下バック・パックにつめた食料。

・そんな準備をしていた夕方、ふと思い出して渋谷UPLINK FACTORY。『インサイド/アウトサイド』を最終日にしてようやく鑑賞。ECD×三田格×小田マサノリ(イルコモンズ)によるアフタートークも面白く聞く。「公共」のもの、とはなにか。その定義について話題を展開させた後半部分をとくに面白く聞く。あるいはまた三田格という人の「グラフィティ」の反対に「広告」を置いてみるという発想もとても面白く聞く。



・昨日(正確には一昨日)朝起きてムニャムニャしつつスイッチを入れたJ・ウェーヴのパーソナリティが話題にしたのは「『広告批評』が休刊する」という話題。とてもムニャムニャしていたもので「…4月号で休刊…」という部分しか聞き取れなかったことによって、「もう既に『広告批評』という雑誌がなくなった世界」を一瞬生きかけたものの、実際のところは「来年の4月号で休刊」ということだったので、ゆっくり時間をかけて転校する友達(馴れ馴れしいけれども結構購読していたので)と素敵な思い出づくり的な心持ちでいる。そこで思うことは「再々・憲法特集」とまでは言わないまでも、少なくとも「デザイナーの裏側見せます」みたいなことよりはもうちょっと「広告を批評する」特集を見てみたいな、というようなことだ。2008年に「広告を批評する」こととはどういうことになるのか。