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  映像研究

月曜日のメモ

 
・すっかり秋、朝寒い。そして週末出勤/月曜休み、というリズムにからだがすっかりなってしまった。


Radioheadの『In Rainbows』を購入。購入とは言えないような数字を入れてダウンロード。その金額に(少しだけ)申し訳ない気持ちで今聴いてます。Radiohead村上春樹にならって以下「レイディオヘッド」)に関して熱心な聴き手ではない自分としては、レイディオヘッドを聴くと懐かしさとともに、なぜだか9.11前後の空気感のようなものが思い出される。単純にそのころ色々なところで『KID A』がかかっていた、ということかもしれない。しかしそんなこととは関係なくこれは今の音楽だ。なぜならばそれはお金を払わなくても聴けるのだから。


・「子どもと昔話」で連載されてる小沢健二の『うさぎ!』の新しい回も読む。『うさぎ!』の連載が始まってはや2年。この2年の間でだって、色々ななにかが、色々とどのように変わったのかと考えると、個人的には「テレビを(ほとんど)見なくなった」ことと「生活が営めている」ことが大きいように思いますが、世の中的にはある種の「バブル〜バブル末期」(あるいは「バブル末期〜再び不景気」?)のようなものを、感じない、こともないような気がする。


・こういうことは年齢的なものなのか時代的なものなのか、あるいはその両方(ある世代がある年齢に達したときにこのような発想になる)なのかわからないけど、面白いこととか知りたいことがなぜだか世の中的には「読み捨てられるマイノリティ・リポート」(コピーライト・バイ・スチャダラパー『荒野ウォーカー』)として扱われてしまうようなものが多いのはどういうことなのか、というようなことについても先週末からずっと考えておりました。