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  映像研究

爪を切る。口笛も吹く。

 
・10日〜11日。日曜夕方の仕事を終えて、遊びにきた後輩と同僚の珍しいトリオでお茶。あっさり近況報告のつもりが、思いがけず白熱(?)して、お酒が飲みたくなる系のテンション。危険なので8時には解散。


・その後、R君との週一の、もはや定例となったミーチングinウチ。いくら話してもまとまらない諸々を、イラストを描いてみたりDJをしてみたりして伝えてみるものの、どうしたって話題はスライドし続ける。後半は主に「現代詩」の「現代」の部分のはなし。あるいはまたおしゃれとおしゃれ映像とおしゃれドローイングと横山裕一の『ニュー土木』と「素人の乱」のはなし。etc。


・突然に関係ないけど、最近ゴールドとかシルバーの靴を履いた人、多いですね。特に中央線に。


・先週買った『Inter Communication』No.61「特集:東京スキャニング」も読んでみる。巻頭の東浩紀五十嵐太郎の対談も面白いけど、何よりも藤幡正樹「イメージの問題」が良かった。去年の現代グラフィックアートセンター(CCGA)の個展『不完全さの克服』はここ数年観た展覧会の中でも、かなり後をひくかんじのものだったけど、それもまた当然「イメージの問題」だったのだなと思う。たぶん「イメージの問題」は、一部の「脳の問題」のように「理解して」「すっきりする」ことはないだろう。つねにある種の勘とそれを形にして試してみることが必要とされるのであって、そしてそれはきっと、とりたてて実用的なものを与えてくれないだろうと思う。なぜならそれが「イメージの問題」であるから。