・後から書いてみる記憶。気を張った仕事が二日続いた翌日が今日の月曜日。コーヒーを淹れ飲み洗濯をして何事も考えることなく午前が消えた。秋晴れ。午後から業務へ。紀伊國屋書店へ買い出しに行くついでに伊勢丹のメンズ館をざっと歩く。吊るされた布に触れる時間の幸福がある。その後職場で4時間。積まれた仕事を片づけて次の仕事を積み直す間にまた別の仕事が運ばれてくる。帰宅する電車では本を開く余裕も日の出来事を記す余裕もないが、これが10月らしさだったと確認した。夕食しながらNHKプラスで「365日の献立日記」を見れば、それと殆ど同じスープを家族がつくってくれていてまさにそれを食べていたといううれしい偶然。チャパタを齧りワインを飲んで意識を失う。
