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  映像研究

秋とする

・9月は秋。残暑をくぐり抜けるように生きる。

 

・午前に歯医者。14:00から20:00まで業務。前半は会議。後半は学生と呼ばれる人たち数人と面談。力を抜いて話をする。というか力が入らない感じもある。労働する態勢が一旦壊れているかもしれない今。けれども話を聴く側が緩んだ状態でいることは悪いだけではないとも思う。いずれにせよ本当に決めるべき何かを決めるのはこちらではない。「自分で決める」ことを実践する場であれば良い。

 

・週の前半に、コテージで、車で、河原で、交わした言葉や表情や声の感じがまだある程度鮮やかに残っているから旅行は終わっていない。持ち帰った宿題を生きる限りにおいて終わることはないのかもしれない。「この街で/生きている/宿題をしながら」、主に行き帰りの電車の中でひとりで会話の続きをしている。

 

・旅行のお土産のワイン、中原ワイナリー「HACHI hayashi×takeda」を飲み干す。かぼちゃの焼きマリネは酸味が強すぎて反省。

 

・いくつか本屋を探しても『流行通信』を見つけられなかったからAmazonで購入する。週明けに届く。いつでも、些細なことでも、少し先の未来を想像しながら生きていることに気づいた。