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  映像研究

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・もう提供できるものが何もないと思ってからが業務の最後の山場。永遠に続くかのように思われる夏のプログラムも、暑さも、当然終わる。今日は自分が重要と思っている映画を学生の人たちに見て貰いたいと思い上映した。反応はさまざまだが新鮮な印象を持ったというミニレポートの感想があり良かった。いつかどこかで思い返すことがあればよいなと思う。学生と呼ばれるその人たちの「不安」はどこから、どのように生まれるのか。世代論や時事的な要因に結論づけるのではなく、安易に一般化するでもなく、とらえることはできるだろうか。必要な情報が揃っていて、しかしユーモアだけが足りない、と言ってみて。ユーモアとはなにか。