&

  映像研究

季節の間

・202302022007。消える日々を残しておく。帰宅する京王線を笹塚で乗り換えればホームは強い風で猛烈に寒い。粘り強い冬の冬らしさか、あるいはこれも春の予兆か。そうして気がつけばまた木曜日の夜にいた。時空が歪み捩れる出来事どもを突き抜けながら、しかし着実に別の時間にいる不思議。今日も朝から業務ではなく、耳鼻科で花粉症の薬を貰いミネラルウォーターと灯油を買う。出来ることをしたならば午後からは業務。移動中は引き続きユリイカ三宅唱特集を読む。どこを読んでも映像に対する新鮮な驚きのエピソードや視座が引き出される。業務がひと段落したならば、ひたすらに映画を観たい、そう思って検索をしながら、諸々の予定の合間に上映のスケジュールを詰め込んでいる今。