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  映像研究

対談する

・記憶と考えを文章にする。5月最後の土曜日は休日。家で業務のTODOリストを作ったり本をぱらぱらしているとあっという間に午後になる。

 

・夕方から焼鳥屋で対談する。録音もせず記事にもならないが、人と人とが向かい合い話すことを対談と言うならば、これは対談ではないか。学生だった時に一度ゆっくり話をしてみたいと思っていた方との一席が実現したのがこの夜だった。4時間以上話し、聴き、何よりも研究や教育に関わる上での力を受け取る。貴重な時間であり感謝しかない。それを忘れないために書いている。

 

・人と話をすることの面白さと重要性をたびたび思うのは、自分が最近特に何事かを考えて、考えた事柄について他者の考えを聴きたいと思っているからだろうか。3人以上あるいは大勢で集まってわいわいと話すことも楽しいが、一対一という形式が新しく面白いと思っている。そういえば4月にはかつて一緒に仕事をしていた人と6年ぶりくらいに飲食する機会があり、その状況も一対一だった。月に一度このように誰かと一対一で会って飲食しつつ話をするのも良いかもしれない。それは自分にとっては2023年らしいアクティヴィティと思えた。

 

・正直に話すことと聴き取ろうとすること。適度な緊張と高揚。それを為すべく力を抜くこと。引き続き考えるために。