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  映像研究

無題

・後から書いておく日記。土曜日。雨の。寒い。

 

・午前中は、家で業務の作業(授業の準備)をする。なるべくならば、業務の作業は職場で行い、自宅では自分の研究や勉強をする、と明確に切り分けたいが、うまくできない時期もある。うっすらと業務の作業を後回しにしている感覚もあるから、ここからしばらくの時間で取り戻したい。今月の後半から6月にかけては、ある程度まで業務に割くべき。それが夏の自由で豊かな時間を生み出す。そう書いていたら、本当にそうであるように思えた。言葉の力。

 

・午後は妻の実家に立ち寄り挨拶をしてその後少し買い物へ。夕方から自分の実家へ。母の日だった。赤ワインを好んで飲むから、自分の興味・関心との中間地点として、ヒトミワイナリー「自社畑赤」を贈る。実家で過ごすと、食べて、飲んで、眠ってしまう。適当な時間に犬が起こしてくれる。22:30に帰宅する。

 

・5月のはじめに人を悼む場に身を置いたからだろうか。このようにいかにも休日らしく活動している最中にも、自分が受け取っているさまざまを偶然と思う。たとえば、食べて、飲み、眠れば起きることに対しても、それぞれが特別な出来事と思う。ひとつひとつの具体的な事象や感覚は消えて忘れるけれども、蓄積された感じとして残るのだろうか。