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  映像研究

2021年の秋

・202109162124。帰宅する京王線で書いてみる。今朝はうまく起きられず8:00くらいに意識が動き始める。家で作業をはじめると止め時がわからなくなりそうだからという言い訳を用意して、開店直後の調布の猿田彦に駆け込み2時間作業。公共空間で作業をする贅沢。

 

・午後から夜まで業務。8時間くらいが消えた。主にポートフォリオを見てコメントをする業務。一方でそれが業務であれ労働であれ、それとは別の次元で、作品を間に置いて制作した人と話をするすべての時間は尊い尊い時間は一瞬で消えた。

 

・今朝うまく起きられなかったのは昨夜めずらしく夜更かししてしまったからで、それは見事にDommune砂原良徳特集を後半まで見てしまったからと言うことに尽きる。しかし朝の時間を少し潰してでも、2000年前後の電子音楽のことを思い出し、また2001年の空気のようなことを思い出せたのは良かった。

 

・2001年の秋。大学のスタジオのような部屋で制作をしていた記憶。10月の発表に向けて奇妙にテンションの高い状態だった。自分がスタジオで爆音で聴き続けていたのは砂原良徳ではなく、小西康晴プロデュースの深田恭子『キミノヒトミニコイシテル』。あの曲を聴くとその時期の色々な感覚がよみがえる。いつかも同じフレーズを書いたか口にしたが「追い詰められるとJPOPを聴き倒す人生だった」ということになる。

 

・「台風が台風のまま上陸」というニュース。唯一の休日になるはずだった土曜日は台風の最中にいることになるのか。

 


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