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  映像研究

日記を読み返す

・202205311715。17時のチャイムを合図に手を止めて書いてみる。色々と並行して考えることがあり(やることではなく考えることしかできない)、集中して自分の作業を進めることが難しい。部分的に書き直しながら多少強度を上げることができた点は良しとする。

 

・複合的な焦りがある。自分の作業における書くことは潜ることとしてイメージしているが、業務に関わることは全然別の方向へ意識を広げなければいけない。集中している時ならばその切り替えさえもスムーズに行き来するが、焦りを感じているならば、そのいずれも中途半端な状態で、飽きて移るを繰り返すことになる。このようにして書くと自覚される。5月の終わりの今。

 

・午前中にラボにお願いしていた現像とベタ焼きが届く。4本だけれども数ヶ月放置していたからタイムカプセルのように感じる。GW690Ⅲで撮影した4本の前後を思い返しながら写真を見る。2020年の2月以来急速に写真を撮る意識がはたらかなくなり、撮影したとしても集合写真か、フィルムを使い切るために何となく生活の場面を写すことしかしていない。ふと写したいときにはiPhoneを構える。目の前の光景を残して、あるいは引き伸ばしてみたいと思う気持ちから離れている。いつか戻ってくるだろうか。

 

・撮影した前後の出来事を確認する必要から、日記を読み返してみた。ちょうど去年の5月から、6月、7月、8月、9月まで。色々あったようだが何とかやり過ごしながら乗り切ったようだった。きっとこの先もしばらくはそうしてやって行くのだろう。そのような楽観的な感じが返ってきた。日記の効能。

 

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