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  映像研究

アップデートする

・202204062022。多摩モノレールで南下しながら書いても良い。久しぶりに職場に行かない一日。

 

・午前中は在宅で映像編集業務。映像を編集するときには、それがどのような種類の映像であれ、基本的には映像を編集する以外のことができない。資料を整理することも、音楽を聴くこともできない。すべての認知能力をスクリーンに注いで、映し出される実写とヴァーチャルな記号の間を行き来することになる。そのことを思い出した。13:00まで。その後パンとスープの昼食ののち外出。

 

・大学で受けることのできる健康診断へ。身長は少しだけ縮み、視力は当てずっぽうで上下左右を差してみたことにより謎の回復。このような健康診断も今年のこの日が最後かと思うと少しの感慨。

 

・立川で途中下車してリュックサックあるいはバックパックを新調するリサーチなどしつつ八王子へ。中央線で八王子に向かうことがとても久しぶりだったことに気がつく。高尾に住んでいたかつてはホームタウンのように感じていた。最近はほぼ車で来ていたからこの、日野、豊田、八王子の車窓の移り変わりの感じを忘れていた。美容院の予約の時間まで予定通り少し猶予を残していつものコーヒー店で一杯。コーヒー豆も買う。アップルパイを食べる。美味しくて家族にお土産としてもう一つ買う。のちに散髪。新学期が始まる前に散髪とカイロプラクティックには行きたかったから叶った。頭部が一段と軽くなり新しい季節を迎えられるような気がしてくる。

 

・アップデートされるように感じる。身体的には経年あるいは老化だがそれを「新しい」とも感じる。

 

・散髪の最中にリュックサックあるいはバックパックのリサーチを振り返り新調することを決める。立川に戻って閉店直前のオシュマンズで買う。アークテリクスのマンティス32。26でぴんと来なかったのはサイズが小さかったからだった。今後まだ自分はしばらく重い荷物を背負って生活するだろう。6年から7年の間、文字通りの酷使に耐えたグレゴリーのスケッチにはお疲れさまを言いたい。背負う荷物の形が変われば姿勢も変化する。荷物の詰め方が変われば思考も少し変化するだろうか。小さな違和感を招き入れながら、新しい季節と出会う。

 

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