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  映像研究

揺れの記録

・10月最初の木曜日。家で少し作業をして夕方からの業務へ。平常運転。色々と準備が回っていない事柄が目立つようになってきたが、それでも何とか11月くらいまでは見えてきた。土曜日は水戸に行けそうではある。と、このように、書いておくような、覚えておけるような出来事は、何もない一日だと考えていた。

 

・帰宅していつも通りの遅めの夕食を準備していた時間だっただろうか。のちに確認すれば、22:41に揺れ。スマートフォンから警告。大きく長い揺れ。食器棚からがちゃがちゃという音。揺れがおさまれば、どうやら室内には大きな損害はない。一応実家に電話。部屋から物音がしたが、あとでよく見ると、本棚の面においていた写真集が一冊と、別の本棚の上に置いていたエアダスターの缶が落ちただけだった。

 

・その後、夕食を食べながら、2011年の震災と、おそらくは2005年の夏の夕方に起きたのではなかったか、比較的大きな揺れの記憶を家族と話す。ニュースを見ながら。気をつけつつ、しかし次第に意識が緩み、横になり、眠る。