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  映像研究

サンタ帽を被るとき

・202012252009。帰宅する京王線でシートに座り今日の出来事の中から書ける出来事をメモしても良い。同僚からさも当然のようにサンタ帽を手渡された瞬間が今日のハイライト。試されている、と思う。そしてしばらく少なくとも十年ほどはサンタ帽的なマインドと磁場から遠ざかっていたことに気づけたことが今日のトピック。チーム3人でサンタ帽を被り学生の人たちにドーナッツを配る。確かにこの場所は「そういう場所」でもあったことを思い出す。いくつかの年の年末の集いの光景が浮かび重なり合う。この星では何かと理由をつけて人は集う。いつも何かを期待して。予想という意味での期待を超える出来事が起こることを期待して。一方で「集いたくて集ってるわけじゃない」という場であれ、祝祭を連想させるような物がふっと現れることによって、人は少しだけ華やいだ、集うときの気持ちを浮かばせることもあるのか。全く祝祭とは関係のない機能を持った場でも、祝祭の感じが一瞬過ぎることもあるのか。今年の業務はあと4日。

 

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