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  映像研究

おでんを煮る、腹巻きを買う

・202012032058。いつもの木曜日よりも少しだけ早く帰宅すべく京王線を待つホームで今日の出来事を書いても良い。

 

・午前中は家の片付けなどしつつ(大体いつも片付けている)、少し研究的な作業もしつつ、おでんを煮る。熊本の友人から届いた大根と、近くのスーパーで買った大根を、それぞれ数センチに切り、面取りをして、切り込みを入れて、米の研ぎ汁で茹でる。並行して卵も茹でる。竹串がとおるようになったら、鍋で合わせて煮る。揚げ物は軽く茹でてから煮る。今夜はおでん。そう考えるだけで、午後から夜の時間を進む自分の周囲が暖かくなるように思う。

 

・業務の前に新宿に立ち寄り「腹巻き」を購入しようと思った。今持っている腹巻きは家族から譲り受けたもので、ザ・腹巻きという感じのらくだ的なカラーのニット素材のもので、それはそれで愛しているのだが、もう少し薄手の腹巻きがあると差し当たり良いと考えた。いくつかのアパレル的な店や生活雑貨的な店に尋ねるが無い。最終的に中川政七商店という店に置いていた物を購入する。購入後、早速装着(着用?)したら、暖かくなった。暖かくなったのは、おでんのことを考えていたからではなく、腹巻きを装着したからだった。

 

・最近購入している東ティモールのコーヒー豆に驚いている。今年の4月以降、大体月に二度ほど稲田堤の喫茶店で購入しているが、購入するたびその美味しさに驚いているように思う。毎朝コーヒーを淹れることが面白く、それが生活のサイクルに関わっている。そういえばかつて冬の朝にちゃんと起きる自信がなかった20代の頃、ミスタードーナッツでドーナッツを買い、ドーナッツ食べたさに起きる、という習慣があった。そして遅刻ばかりしていた学生にその方法を提案したところ「布団の中でドーナッツを食べてしまいます」と言われたことを、何故か強く覚えている。

 

・昨日の会議では「真冬もつねに換気」の必要性が話されていた。防寒について、内から外から考える、冬の入り口。

 

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