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  映像研究

2020年の10月が終わる

・一日業務。年末進行、のようなムードが微かに漂い、できる準備をできるかぎり前倒して進めたいと思う。なおかつ業務は事故の連続のようなところもあり、すべての出来事は事故かもしれなかった。zoomを利用した面談と現実の空間での面談を交互に繰り返していると、己の言葉のトーンが均されて不思議なテンションになる。何を響かせればよいのかわからないなりの発声。意味だけが滑るように届けられるのだから、聞いている側も疲労を覚えたのではなかったか。そのような小さな反省がある。帰宅して夕食。熊本から届いた小松菜を煮浸したら幸福な食事になった。四角豆フリットという物も大変美味しかった。家族が視聴していた「地味ハロウィン」という映像を見ながら、少しだけ2020年の総括のようなムードを感じる。「渋谷クラブクワトロの柱」に扮した人がいた。誰も扮しようとしない者や物に扮しようとすることには勇気が必要なのかもしれない。