&

  映像研究

1月3日

・202201031927。業務の初日から帰宅する京王線で書いても良い。空気にまだ華やいだ感じが残っている。気持ちは正月で緩んでいるから話す速度は遅い。対して身体は固いから急いで仕事しようとするとぎくしゃくする。空気も気持ちも身体も均されたらまた日常になる。もう少しだけ新しさの中にいたい。

 

・今朝は職場の最寄駅のエクセルシオールが開いていなかったから、初めて行くガストへ。モーニング初め。新しいモーニング。1月3日朝8:00のガストは殆ど人がいなくて、ブラインドから射す朝の光だけが印象的だった。アクリル板越しの朝のファミリーレストランを眺める。その中で一時間だけ、自分の作業をする。

 

・午後に留学生と話す時間があり、その人の勇気に圧倒されるような気持ちになる。こちらのほうが学ぶことが沢山ありました、と伝える。定型文のようだが、それ以上に言えることがなかった。自分はあのように新しい環境に飛び込み、大胆にかつユーモアも持ちながら、主体的に学ぶことができるだろうか(いや、できない)。

 

・では、何を学んだのか。さまざまな具体的な不安が、変化をおそれる心理を形成するように思う。ならば、変化すること自体を創造のシステムにできないか。一つの運動が破壊でもあり創造でもあれば素敵だと思う。少なくともある種の仕事において、そのようなイメージを持つことは必要である。そういうことを学んだ。

 

f:id:MRTR:20220103194927j:image