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  映像研究

熱射と豪雨

・202008132111。夏の暑さの重みを感じる日々。熱せられた空気が膨張しているのか。体が熱に押されているようにも感じる。水と塩を、と思い炭酸水を飲みながらこの日々を過ごす。業務の予定が進行してゆくのを、書かれたテキストが演じられるようだなと思う。昨日は自分の「演じることのまずさ」と向き合わざるを得ない内容だった。おそらく気にしていたのだろう。「あなたのその発言や振る舞いにはまずいところがあるのではないですか?」と指摘される夢を見て目覚めた。目覚めてすぐにこの夢はただ自分の意識そのものだと理解した。頭がクリアにはたらいておらず、思考に淀みがある。淀みがあることを自覚しているからこそ、普段よりも大きな声で大袈裟な言葉でその場を動かそうとするのだが、その振る舞いがむしろ場に相応しくない言葉や話の流れを引き寄せ「まずい感じ」は深まる。そうした感じに飲まれてしまうと、声が出しづらくなる。緊張ということではなく、少しの焦りと、倦怠が全身に浮かんでくる。前提に戻って話そうとするが、何が前提だったのか。話題も迷走する。そうしたコンディションをどうすれば良いか。夕立はそうした夏の困難な時に、場面を展開するように作用してくれそうなものだけれども、この熱に対してはまだ弱い。焼け石に水。あと数日続く。