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  映像研究

2020年最初のキラー・チューン

・202001081021。昨日の8日は今年最初のフランス語の授業。朝からの荒天。授業は年末年始にテキストを予習復習していなかった無理が一気に吹き出して反省。テキストの翻訳とは別にやはり地道に単語・文法・その他を継続しなければなかなか定着することはできない。理解はしているが毎日の生活に組み込むことは難しい。引き続き今年の課題ではある。4月から別のより実践的な講座を受けられる程度には仕上げておかなくてはならない。神保町のランチは小さな贅沢。マーズルー(?)へ。

 

・引き続き写真プリントの実験のために先日引き伸ばしてみた写真を今度は銀座のラボへ持って行って注文する。思い出して知人の展示。偶然本人がいて少し話す。重要な仕事を丁寧にかつ楽しみながら継続している姿勢に刺激を受ける。後輩であったり元学生であったりする人たちの仕事からは感じることが多い。「老いては子に、」的なことを言うのはさすがまだ早いし弱気に過ぎるのだろうけれども、本当に、具体的に、教えてもらうことがつねにある。「またどこかで」と挨拶して銀座の街へ出ると雨上がり明るい。

 

・職場に立ち寄り来週からの業務の準備の一部。今週の後半を自分の研究に割くために進めておかなければならない地味な映像編集の準備系作業。音楽を聴きながら淡々と進める。年末にVICEの「2010年代ベストアルバム100」という記事が気になって、今年は少し音楽を取り戻そうと思っている(毎年言うだけ言っている)。VICE的No.1のソランジュ『A Seat at the Table』からFINAL SPANK HAPPYの『mint exorcist』ときて、そういえば聴いていなかったKIRINJI『cherish』の中の『killer tune kills me(feat. YonYon)』が素晴らしく、曲のタイトルの通りにずっとループ再生しながら画像を加工する。19:00に終了して帰宅。

 

・今日は電車の中でずっと渡辺考『もういちどつくりたい テレビドキュメンタリスト・木村栄文』を読んでいた。年末に読んでいた松本圭二『松本悲歌』を読んで興味を持ったことから。木村栄文という人の仕事を知るほどに自分の不勉強を感じる。映像を撮る者の対象への極端な介入に対して興味を持ってきたし、それが自分が映像(写真ではなく)に惹かれる大きな理由のひとつでもあるのだけれども、そこには同じくらいの抵抗がある。いずれにせよいつかどこで見ることができるだろうか。

 


KIRINJI - killer tune kills me feat. YonYon