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  映像研究

色々な場所で冬

・202012160829。朝に書いても良い。朝食を食べて洗濯機を回しながら作業に入る前のひととき。今日から14日間のロングトレイル的な年末業務。午後からだから午前中は少し家で作業。世の情勢的にも健康であることが(心身ともに)絶対的な目標であるが並行して自分の作業を進めたい。たとえば2013年の年末は業務の傍で修士論文を書いていて、我ながらよくそんなことができたものだと思うけれども、当時と今ではまた違った状況にいる。自分の作業をすることにおいて「必要な時間を確保する」ことは年々難しくなっているが、「作業の質」「工夫」などに関しては、多少はレベルアップしている。と思いたい。

 

・気にして読んでいるいくつかの「購読ブログ」を読めば、各地で雪が降ったりもしていることを知る。日記や備忘録や何事かについてのテキストを日々アップロードしている人たちは直接会ったことのない人ばかりだけれども、そうした人たちの生活を垣間見ることは、自分にとって何か特別な落ち着きを与えてくれる。Twitterのタイムラインは「気の利いたことをプレゼンテーションしなくてはいけない」という圧が強く感じられ、Facebookは端的に広告であるから(読むべき広告もある)、人が暮らしていること(の断片)それ自体は、なかなか感じることができない。たとえばNHKドキュメント72時間』にはそれがあるのか。しかし編集された映像を見ている、ということは、また別の枠組みを伴ってしまう。いずれにせよ、起きて活動している時間の中で、人がどういう判断や選択をしているのか、知りたい。小さくとも、その人の生に当然のように結びつく行為を、想像する。その人が言葉にしなければ決して明らかにされない判断や選択が無限にある。それを考える。そして発せられない言葉も。

 

・洗濯機が止まってシーツを干して、上着(ナイロン)が汚れていたからそれを続けて洗う。昼に出かけるまでには乾く予定。冬晴れの東京。