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  映像研究

朝のコーヒー・ショップで

 
・朝のコーヒー・ショップでテキストをエディットする。季節は巡る。ある特定の日付を目印にしているとその一年の長さあるいは距離を確かに感じることができる。誰もがそのようなことを考える目印としての正月があり、大きな事象として多くの人にとって共通の目印となっているように思われる3月11日があり、そして家族や友人にとっての特別な目印というものもある。そのひとつが自分にとっては2月22日だった。こういうことは気持ちの問題だと思いつつも、その点としての日付からちょうど一年が経って「喪に服す」という感覚が少しずつ過ぎ去っていくような気もしないではない。そしてそのような時間の中で今一度言葉を記すことそれ自体に積極的であろうとする。