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  映像研究

2012年2月のある週の日記・その5

 
・金曜日の端的な日記。端的どころか日記なのかどうかすらわからなくなってきた「何か」。内容が無い。やらなければいけないことがあるのにも関わらずほとんど何も手につかなかった気候の変動が激しい西東京の2.17の記録。しかしそのようなどんよりした日々も今日で最後だという備忘録。晴れた朝に洗濯をして曇った午後に出かける(洗濯物は取り込む)。ファミレス的に使っているカフェにてメールを書いたり本を読んだりしていたら窓の外には雪が降っていた。八王子に雪が降る。高尾には雪が降り積もる。少しだけ降り積もる。冬から春へ変わる直前の/あるいは変わる最中の雪。夜は家で珍しく(初めてくらいかもしれない)『菊地成孔の粋な夜電波』を聴いていた。あるいはまた日曜日に杉並で開催されるデモ「脱原発杉並(副題は自由)」の情報を見たりしていた。(副題は自由)ってところがおしゃれだと思う。ちょうど日曜日から春なので(全くの個人的な季節の変わり目)ぜひとも楽しい気分で、久しぶりの友達に会いにいくような感じで、というか実際に久しぶりの友達に会ったりもするのだから、その場所からまた何かを始めるような気持ちで、歩きたいと思う。そのようにして、どのようにしても、あまりにも、時間の流れを感じる金曜日。沢山の時間が流れた結果として明日は土曜日。