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  映像研究

雪が降るはずだった日

・東京に雪が降るはずだった日の記憶。正確にはところどころで少し降った。職場がある新宿の近くでは夕方少し積もりそうになっていた。一方で自宅がある東京南西部は殆ど「みぞれ」という感じだった。だから夜に家族を駅まで車で迎えに行くこともできた。後出しだけれどもそれほど降らないようにも思っていた。凍えるほどには寒くなかったから。

 

・雪の積もった住宅地を想像すれば、PIZZICATO ONE『東京の街に雪が降る日、ふたりの恋は終わった。』が想像で再生される。PIZZICATO ONEの音楽は雪の日の印象と重なる。そういえば1stも2ndもメインビジュアルは雪だった。雪が降り積もる様子を時々確認しながら暖房で温められた部屋で聴いているような印象がある。

 

・連休に行くことを計画していた箱根のポーラ美術館のサイトを見ると「雪のため臨時休館」と書いてあり、この場所から想像の傾斜を辿り、裾野の先の関東平野の縁の、各地の山には雪が降っているのだろうかと思う。

 

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