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  映像研究

買日です

 
・買い物をしない日のことを、あるいはお金を使わない日のことを、そしてそのようなアクティヴィティのことを「無買日」と呼ぶそうですが、自分にとっての今日は「買日」。特に贅沢品を購入しているという意識はないけれども、それでも生活に潤いとかゆとりとか刺激とか、そういった何だかのものを与えるべく都内某所を現金を落としながら歩く。



・夏になるとお茶の水のレンタル店『J』に通うのが定番です。潤いやゆとりよりもどちらかというと刺激としての音楽鑑賞。普段は果汁グミみたいな音楽とかお稲荷さんみたいな音楽しか聴いていないですけれども(ニュアンスです)、時にはスモークした魚介類みたいな音楽を聴いてみたい(ニュアンスです)。そのように考えて、ジャンル分けされた棚の比較的縁遠い「アシッドフォーク」と「ダブステップ」の棚から数枚をチョイス(ニュアンス・チョイスです)。全然わかりませんが面白そうだったので。それにしても外が暑すぎる備忘録のそれは15日水曜日のこと。



・その後神保町古書店街にてスーパーオシャレな古いギリシャのガイドブック?写真集?NOT FOR SALE?(画像参照/夏っぽい)を安価で購入したりしつつ新宿タウンに戻って、今日の主たる目的であるTシャツ製作のために必要な諸々(シルクスクリーン・木材・紙・インクなど)を購入。両手が塞がって身体のオペレーションがうまいこといかないけれども仕方がない。その流れで実家の家族の誕生日プレゼントも購入。その他かさばりそうなパスタなども購入。購入する日。購入してからだが重くなる日。



・そして夜の山部アパレル系ミーチングまでやや時間があったものだから、新宿ミラノ座にて『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』を観賞。身近なトレンド・ウォッチャー系友達に「とりあえず何も考えないで/何も思い出さないで/観なって」と言われたこともあって観賞。それにしても平日の夕方に結構な賑わいかつ年齢層がかなり高いことにも驚き。感想はありつつも、とりあえずおおむね楽しんで(色々な意味で)観られたので、それで良かったのかなとも思う。『STUDIO VOICE』と『QUICK JAPAN』に煽られまくったあの春から夏の季節。あれからたくさんの時間が流れたということなのだと思う。