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  映像研究

素晴らしいアクティヴィティのために

 
・11日の土曜日から12日の日曜日にかけての山行の備忘録。「MM」こと「マウンテン・ミーチング」も今回でvol.19。今回は何よりも、今まで「いつか一緒に行けたらいいよね〜山」とか何とか言って、いわゆるひとつの「大人の口約束」になりかけていた(危ない。本当に。)西のウルトラにライトなSKさん&生粋の「アルプスの少年」ことSMDくんをも巻き込んだ、真のビッグ(マウンテン)パーティーなのでした。



・先月ひょんなことから知り合った古本屋店主に雷鳴とともに「北アルプスに行かなくてどうするんだ(ドーン!!!!!!!!)」と啓示を受けたりしたこともあったりなかったりした結果、今年こそはと夢にまで見た北アルプス。今回はその東の裾野である「燕岳(つばくろだけ、と読みます)」へ向かのでした。夢は叶い続ける。天気がよければそうきっと「槍ヶ岳」だって見えてしまうはずだ。明け方の中央道(国立to松本方面)は順調に流れてあっという間に長野県に突入。登山口までの山道ではカモシカ(親子)にだって出会って一層の完璧な幕開け。



・歩き始めたならば雲間から晴れ間。今考えるとあればきっと梅雨明けの前ぶれだったのだと思う。山頂手前の「燕山荘(えんざんそう、と読みます)」は90年近い歴史を持った、スーパーオシャレなヒュッテで、クウネル寄りの世界観が統一されすぎていて、一瞬ここがどこかもわからなくなる。天空の城みたいだ。そしてその天空では明け方にさっと雨が降った後、完全な虹がかかることもある。そうすればそこにいる誰もが見る。写真だってそれなりに撮りまくる。写真は撮り飽きる。それでもずっと消えるまで見る。