初めての山、知っている山、登ったことのある山

　
・世間はすっかりGW（黄金週間）な今日この頃、私たちも私たちなりの何だか知らないが輝けるときを過ごす、うららかで澱みのないこの五月。この3日から5日までは全く様々な巡り合わせから、去年のこの時期と同じ「東京都最高峰の雲取山」へ向かうこととなりました。しかし「山」は同じとて「道」は全く違うのだ。あるいは「方法」も「心構え」も違う。ちなみに「メンバー」も当然「年齢」だって違います（このまま続けるとイミテーションゴールドになるので自重）。

・今回のメンバーは山部T部長とS君の「フリーランス・カメラマン・ボーイズ（F・C・B）」＆レギュラーWちゃんと準レギュラーMガールの「休職ガールズ（Q・G）」＆唯一カレンダーを気にする仕事をする動画担当の僕 a.k.a MRTR。そんなスーパー・フリーダムなマウンテン仕様のゴレンジャイ。自分はといえば、前日の深夜までバックパッキングする物すべてを並べて撮影したりしていたものだから（『Okugai』とかに影響された）すっかり寝不足で全然駄目な出発は晴天。だけれども天候はどうやら、西から緩やかに下り坂の模様。私たちはおよそ北西に向かいます。

・山の日々雑記・5月3日（日・祝）晴れのち曇り
・奥多摩駅／9:30〜（バス）東日原〜稲村岩〜（途中昼食）〜鷹ノ巣山〜避難小屋／16:00（テント泊）
・前日の撮影で寝不足＞中央線青梅方面は連休で異常な混み方＞奥多摩駅で集合の5人（ファッションチェック）＞バスだって連休で異常な混み方＞バスで先日の山菜スポットを尻目に今日の僕らは登山口へ＞登りが異常にキツい＞昼食はズルしてコンビニのおにぎり＞とりあえず登りが非常に辛い＞山のホリプロスカウトキャラバン始動＞鷹ノ巣山の山頂からのパノラマに歓喜＞もちろん記念撮影＞避難小屋に移動するが小屋だって連休で異常な混み方（S君は大変）＞薪を拾いつつ昼寝＞薪を燃やしつつ夕食の準備＞山で「白ご飯と干物」と「ワイン」はヤバすぎるという結論＞すでにうとうと＞鹿に囲まれる＞ipodDJは別の機会に＞鹿の目が光る＞鹿を気にしつつ熟睡

・山の日々雑記・5月4日（月・祝）曇りときどき晴れ
・避難小屋／8:30〜七ツ石小屋〜七ツ石山〜ブナ坂〜高丸山〜奥多摩小屋〜小雲取山〜雲取山頂（昼食）〜雲取山荘／14:30（テント泊）
・6時に起床して朝食はリゾット＞歩き始めはとてもスムーズ＞起きて軽く食べてしばらくするとお腹が減るのは普段の生活（軽い朝食〜電車〜ドトール〜仕事）が原因だと言う説＞次第にアップダウンに翻弄される＞急登の繰り返しに完全にバテる＞そんな中で山を愛する父と少年（小4）に出会い勇気づけられる＞しばらくは少年に先導されて歩く＞去年歩いた道に入り妙な感慨＞色々な植物も目に入ってくる＞昼食を前にようやくスイッチが入る＞山頂での昼食は最高（一瞬の晴れ間）〜記念撮影の充実ぶり（デジタル一眼エンタメ系集合写真／中判PENTAX67シリアス系集合写真／その様子をxactiで動画撮影）に通りすがりの人に軽く呆れられる＞山荘までの道は去年は残雪が凄かったなぁ＞田部重治レリーフにご挨拶＞山荘は去年以上の凄い賑わい（天空の街の様相）＞すでに一杯のテントサイトに合間をぬってテントを張る＞コーヒーブレイク＞おやつと威信をかけたトランプは大貧民大会（格差社会ver）で観客まで生むヒートアップ＞充実の夕食はオイル・サーディンとビールで幕開け＞完璧なクオリティの炊き込みご飯（炊飯の術を会得した実感）＞梅酒を飲みつつチルアウト＞翌日のプランを念入りに相談＞明日の準備をしつつちょっと読書しつつ熟睡

・山の日々雑記・5月5日（火・祝）曇りのち雨
・雲取山荘／6:30〜雲取山頂〜三条ダルミ〜三条の湯〜サオラ峠〜丹波BS／15:00〜のめこいの湯〜（バス）〜奥多摩駅〜立川（打ち上げ・解散）
・最低の悪夢で目を覚ましたのは4時半＞昨日夜水につけておいた米を炊いて朝カレー（朝カレー意外と良し）＞天候を予想し初めてのスパッツ（ゲイターを装備）＞自分一人異常なハイテンションで出発＞しかし関西のおっちゃんおばちゃんは更にテンションが高いのだなぁ＞尾根を軽快に走行＞三条の湯手前の河原で昨日の父と少年と記念撮影＞じゃあまた山で会おう！＞軽快に歩いていたが予想外のエンドレスな登りに持久力が限界近し＞このあたりで霧が小雨になり次第に本降りに＞雨の中をしっとりした気持ちになる余裕もなく歩く＞峠を越えて予想していたもののかなりの急な下りに筋力と膝が限界近し＞やっとのことで下山＞畑を抜けてバス停で時刻を確認して温泉施設へ＞最高に充実のバスタイム＞とろんとしたまま奥多摩駅へ〜電車の中でディナー・ミーチングのための・ミーチング＞何故か異常に唐揚げが食べたくなり居酒屋に決定＞立川にてディナー・ミーチングは少しだけ人生相談モード〜解散！

・今回の初めて