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  映像研究

ホームから見える山・ホームから見える空

 
・月曜日は休みなのです。しかし適当な時間にもそもそと起床したならば、各種連絡メール。そしてそんな中突然窓の外で突然強いフラッシュがたかれて、思わず「と、盗撮!?」と思ったならば(冷静に考えればそんなはずはない)、それは雷の光であり、それを合図に豪雨。しばらくはそれが続き、そして上がったのを見計らって外出。今日は明日の業務で必要な「白いシャツ」を探しに、CHICAGOと伊勢丹を目的地に、都内へ。渋谷から原宿、そして新宿へ移動。明治通り沿いでは、ジャーナル・スタンダードの中古家具屋、アメリカン・アパレル的なお店などを、ウィンドウ・ショッピング。


・諸々あったが、とりあえず買うべきものである「白いシャツ」を安価で購入して、夕方からは部長以下2名のマウンテンのミーチング@ジュンク堂新宿店(定番の集合場所)。目的地のピックアップとスケジューリングが主なミーチングの予定だったのだけれども、部の拡大を目論む現在、オリジナル・メンバーのスケジュールを調整するよりも、行ける人が行ける時にその時行ける人を集めてガンガン登るべきなのではないか(毎週誰かがどこかに登っている状態)という新しい形態について考える。ソロ活動、ユニットなども考えられ、そうなってくると尚のこと、デジタル連絡網とデジタル広報誌が急務だ。



・そしてそれらとは特に関係ないですけれども帰りにちら見した書店では、『ku:nel』の最新号が出ていたものだから、思わず必要以上に、主に写真を熟読?する。とりあえず平林さんというアート・ディレクター的な方の「黒ぶち眼鏡」「白いシャツ」「軍パン」「ナイキのエア・リフト」が並んだページはコンセプチュアルアートギリギリのヴァイブレーションだし(しかもエア・リフトっていうセレクトが良すぎ)、中盤のページでホンマタカシがオススメしていた「ガストン・レビュファ」のマウンテンの映像は気になりすぎる。そんな『ku:nel』と、その隣に置いてあった『CasaBRUTUS』の柳宗理特集をまとめて購入しようかと思ったけれども、とりあえず、また今度、的なかんじで帰宅。ちなみに最近各方面(主に職場&山部)から「クウネル的、ていねいなくらし」について、ソフトにバッシングをされる機会が多く、その代表的例なものは「『ku;nel』は写真であれ文章であれクウネル的な価値観以外のものが非常に巧妙に排除されている、つまり『優しい暴力』である」といった種類のインテリジェンスな提言で、そういったご意見に関しては色々と思うところはあるものの(「そういったことを踏まえて、ある種の『ユートピア』として楽しみましょう」)とりあえずいずれにしても確かに思うことは、「白い」ってことでそうとは思わないけどあれってもはや全然、オプ・アート的な、あるいはサイケデリック的な、そういった種類の何かだな、というかんじのことでした。


・9月も中盤を過ぎるとしかし、朝晩はめっきり涼しく、涼しくっていうか完全にもう肌寒い。それは山に近いせいでしょうか。いずれにしても、多分もうすぐ、気がつけば吐く息も白くなるはずだと思う。