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  映像研究

太陽それ自体

 
・2月の終りの28日は土曜日。これで業務もひと段落、と言い続けてはや10日。こんどこそは確実にひと山越える系の、一年に一度のメイン・イベント・ディに同僚一同気もそぞろの備忘録。しかし一方空模様は実に久しぶりの晴れ。だから自分は実に久しぶりの日光を浴びたくって仕方がない午前中。(一応)業務中にも関わらずxactiにて窓の外の風景その他をシューティング。晴れた新宿。それは久しぶりに見る、もはや「珍しい風景」だったものだから、太陽それ自体がモチーフであるような写真だって連続的にシューティング。


・夕方からは西(かつ北)東京の地元タウンにて同窓会風味の集い。刻一刻と独身でいることがマイノリティに感じられるようなコミュニティにおいて発動する、カラオケというパフォーミング・アート。ジャニーズとビーイング、そしてTKによる90年代メドレーが共通言語であった喜びと哀愁を備忘録。



・3月の始まりの1日は日曜日。カラオケから帰還して実家にて睡眠。昼過ぎに外出して都心に向かう備忘録。久々の池袋、リブロの中に確か詩だか古書だかを扱ってるコーナーがあったような…と探した結果その一角はすっかり様変わり。天井から吊るされたサインに大きく「精神世界」と書いてあったことに切ない気持ちになりつつも、一方サンシャイン通りは予想外の活気があって驚く。そのようなヤングの間をすり抜けて高校生の頃良く通った古書店「光芳書店」にて数冊の本を購入。その後夕方からは淡路町方面で某ゼミナールの最終回に出席。打ち上げにも参加したならばすっかり終電で帰宅。それにしたって寒い。まるでこれから、冬がはじまるよ、みたいな様子じゃないかと思う。