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  映像研究

2009年3月の最初の週の寒さについて

 
・1月は「行く」、2月は「逃げる」、3月は「去る」とはよく言ったもので、何もかもあっという間に過ぎ去ろうとする季節を思いつつ、その3月の最初の週を忘れないようにと備忘録。確かな記録は「低温&低気圧&日照時間少なし」。春なのに(春だから?)このような天候が続くと、もはや自分は日本に住むのはあまり向いていないのではないかと思う(沖縄を除く)今日この頃。平均最高気温は30℃を希望。半ズボンが待ち遠しい日々。


・4日(水)は久しぶりに業務が休み。前日から実家に帰り愛車(というほどには愛し愛されていない)デミ夫を運転して向かうは所沢「彩の国古本まつり」へ。偶然ながら会期初日に、しかも数時間じっくりと見られて、かつ「せっかく車で来たのだから」という妙な気の持ち様からか適度にバシバシと購入する。各種自然派エッセイがマイ・ブームだが、一方「こどものとも」は「おとな」買い。カゴ一杯。そして予定ならばその後Do It Yourself的なホームセンターで春からの「ボタニカル・ライフ・グッズ」としての植木鉢やら土やら色々な種やらを購入し、高尾方面まで運搬するつもりだったのだけれども、あまりにも天候が「冬の様相」だったので、そのような予定は後日にする。そんなこんなしているうちに夕方からは、写真その他でお手伝いしている某雑誌の刊行打ち上げin下北沢。前回にも増してディープ&オルタな集まりで実に面白い夕べ。色々と気になるキーワードを聞いたけど、まだ全然整理しきれていない備忘録。


・5日(木)は早起きして都庁前駅下車。ひょんなことから持ち上がり、今のところ実現されそうな社会科見学的ツアー(実現されれば成人してからの初海外渡航だ)の為にパスポートの申請に向かう。実現するといいなぁ。その後その足で「某雑誌」次号の記事の撮影で西武新宿線を行ったり来たりする。久しぶりに春っぽい陽気でくしゃみを連発。花粉症に関して、そういえば市販の薬は強すぎるのでカプセル状のカプセル部分を引き出して、中の粉末の量を調整しているところをあまり他人に見られたくないものだと思う。現地で解散して夜は再び実家方面へ。父親のオーバー還暦バースデーを地元中華料理屋で祝う。色々悩んだ末に土瓶を贈ってみる。贈り物なのに値札を剥がされていなかったことでひと盛り上がり。ドンマイ、某百貨店。


・7日(土)。今日こそは本当に(一応)業務が一段落。多くの過去の一年と同様に長かった2008年度もこうして終わろうとしている。そしてつかの間のオフ・シーズンへとなだれ込む。終了後は妙にさわやかな心持ちで同僚とともに後輩の展示を冷やかしに渋谷へ行き、その後連絡網が回ってきたものだからひとり某小金井の絶品カレー店で開催されていたパーティー(ちょっと不発?)へ向かう。ビール・アンド・ビール・アンド・カレー・アンド・モア。世にも旨いイタリアからやってきたチーズがあったものだから、アンド・ワインだって飲む。そして後半は店主のアコースティック・ギターで懐古する「90年代ナイト」が緊急に開催される。フォーク・ジャンボリー仕様にアレンジされたB'zなどを歌唱。「うたごえ喫茶」ならぬ「うたごえカレー」だ。終電近くに帰宅。それにしても寒い。3月なのに寒い。寒いけど花粉は飛んでいる。