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  映像研究

日記的な、あまりにも日記的な、夏。表札など。

 
・どうにもこうにも夏。サマー・スクーリングという名の怒濤の業務もどうにかこうにか12日で小休止で、昨日13日は都内某所で某雑誌の撮影の仕事。コンテンツであるところのトークも興味深く聴きつつ、もちろん自分は自分の仕事をしつつも、その後は都内某所(普段あまり訪れない東側)のお盆休みらしい閑散とした夕方の風景にすっかり頭がぼんやりとする。


・と思って帰宅すると、ぼんやりどころかあっという間に発熱。「微熱少年」ならぬこれは「発熱青年」、いやしかし最早「高熱中年…?」などとくだらないことを考えていると、面白いくらいに体温が上昇。しかし熱があること以外比較的健康(というのも妙な言い方だけれども)なものだから、スープを飲みデザートにプラムを食べ(最高)葛根湯を流し込み、ちびちびとぬるいポカリ・スウェットを飲みつつ、クウネルのバック・ナンバーを読み散らかし、新居に思いをはせながら、就寝。


・目が覚めて本日14日は、夜中に着替えたTシャツ数枚を洗濯。予定では今月末に迫った「引っ越しフェス」(とりあえず手当り次第にフェスティヴァルと名指してしまう)の具体的な準備、及びミーチングの予定が、手強い夏風邪によって予定は変更。「とりあえず家の中の不要なものに目星をつける」「とりあえず書籍の整理」「(特に関係ないけど日々の)クウネル系雑誌熟読」「(全く関係ないけど夏だし数度目の)『すいか』鑑賞」という地味かつ完全に間接的なマインド系の準備をする。



・そういえばちょっと前に「贈り物」の持つ面白さ、と変さについて備忘録したけれども、数日前に「遅れてごめん」と言い添えつつ、チーム同僚からもバースデー・プレゼントを頂く。去年の「スーパーオシャレサンバイザー&葉巻入門セット」をどのように更新してくるのだろうか(この時点でやや主旨が違うけれども)と思いつつ開けてみると、包まれた風呂敷(それも一部)からは謎の木片が登場。何かと思い見てみると、なぜかファースト・ネームオンリーの「手作り表札」は、「引っ越し」にも「石垣りん」にも(?)かかっているのだろうか。それにしたって木彫りなのは理解できるけれども、彫られた部分は漆塗りなのだから、いよいよ普通の意味でのプレゼントとしては、意味が分からない。ちなみに他にも伊勢丹の小箱には「南部鉄器の風鈴」が。繰り返しますが、本当にありがとうございます。


・去年よりもよく遊び、去年よりもよく働く(本来的な意味で)。少しビールが足りないような気はするけれども、そのような、はじまりとおしまいの夏の日記。