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  映像研究

年末の、昨日と今日

 
・昨日20日(木)は8連勤の最終日。業務終了後はたまには、なんというかこう気持ちがしゃんとするような外食をということで、先週のOくんライブで久々に会った西東京お洒落番長KJくんのオススメ飲食店を紹介してもらうぼく・ツアー第一弾、水道橋の隠れ家的スポットへ。それほど広くないお店はほぼ満席。お店の各所に本なども置いてあっていい雰囲気。料理はネギや長芋など野菜をソテーしたものが異常に旨く大興奮。そしてKJくんに「ここはビストロ?カフェ?」と聞いたところ「ここは食堂だ」との回答が。「食堂」、それはなんと素敵な響きだろう。2008年、勝手に提唱したい「空前の食堂ブーム」とは若干意味合いが違うものの、こういった解釈も含めて「食堂」なのだと思う。


・ちなみにこの日は偶然にも開店X周年記念であったとのことで、気がつけば早々に閉店。そして閉店後の店内はパーティー的なことになっていた。シャンパンやワイン、そしてパスタも異常に旨く半泣き。また場所柄、書店あるいは出版関係の方々も多かったように思う。先日閉店した(ということを書いたりもした)「アクセス」関係の方もいらしてたので、「好きなお店でした」と挨拶だけさせてもらう。が、全体的に酔っぱらいすぎていて主に後半は覚えていません。失礼いたしました。終電で帰宅。



・今日21日(金)はそういえば今年最後の休日。のんびり起きつつ家事。蜜柑を食べつつ家事。蜜柑を食べつつインターネット。昼から新宿経由で渋谷にでかける。久しぶりのパルコだ。そしてパルコの前にはエイプです。そんなインターナショナルなショップを横目に見つつ「yab-yum」にズボンを修理に出しに来た自分はクリスマス的な消費とはかなり遠いところにいると思う。そしてそんなこととは関係なくせっかくなのですっかり出揃った秋冬(というかもう春夏なのでしょうか?)のものを見る。しかしヤブヤムの服はいつ見てもおもしろかっこいい。そして修理してでも長く着たくなる、長く着ることでどんどん品がよくなる服だと思う。


・帰りは下北沢に寄りぶらぶらしつつ珈琲豆を買う。あるいは書店「気流舍」をのぞく。同僚におすすめされたローティの本などがもしやあったりしないだろうかと探しに来てみたのだった(ちなみにそんなものをおすすめする同僚、そんな人間がいるだけでその職場/研究機関とかではないですよ、はなかなか恵まれているんじゃないかという説)。結局別の本屋でなんとなく手にした、李静和という人の『つぶやきの政治思想―求められるまなざし・かなしみへの、そして秘められたものへの』という何の情報もない本を購入。いろいろつぶやきつつ帰宅。