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  映像研究

せっかくだから年の瀬、その雑記の最初

 
・あっという間に12月。師走。という言葉から勝手に想像するある程度愉快なイメージ?よりも少しだけ切迫しそうな今シーズン。それにしたって新宿タウンも渋谷シティーもすっかり年の瀬感が漂い、ユニコーンの「雪が降る町」的な、アルコールでネオンがにじみ、山逹で風景がゆがむような、そんな季節となりました。そして明日は恐らく今年一発目の忘年的ディナーだ。


・業務を終えて荻窪駅に帰ってくるも10時ともなれば、しょうが焼きの「ぶたや」もカレーと夜食の「フェリス・フー」も閉まっているのでした。そしてそんな中開いていたのは某ラーメン屋とブックオフだけだったので、自動的にラーメンを食べてブックオフを覗く。ちょっと前に買いそびれた「STUDIO VOICE」と持ってなかった古い「Inter Communication」も購入する。目に入った「SIGHT」だって購入する(小さくなってから久々に手に取ったよ/東浩紀が連載をしているのだなぁ)。そして何かのバランスをとるためにせっかく(105円)だから「WiLL」という雑誌と「Voice」という雑誌も購入してみる(しかしなぜこのジャンルの雑誌は「英単語一語」なのだろう?英語?)。色々な立場から考えている色々な人の意見が聞いてみたいとな思う。暇だから。という言い方はなんだか投げやりなかんじで印象が良くないと思い、正しくは「時間がある」から。そしておもむろに「よしもとばなな」も購入する。これらの買い物は全く、例えば「無買」的なものではないと思う。1115円。


・あまつさえこの週末は色々なところで色々な人が色々な「運動」をしている。ということも考える。


・そして自分はと言えば、現代的な写真と現代的な詩について考えたり考えなかったりしつつも、このところ少しぼやっとするともうほとんど山登りのことしか考えられない日々。いわゆるひとつの空前の登山ブームだ。これはきっと、たとえば目覚めるとふくらはぎの緊張と木肌の手触りだけが残っているような、そんな夢さえも見るだろうと思う。