・天は高く、金木犀が香り、食欲と芸術が著しく忙しい秋。最近できた(らしい)明大前店で数年ぶりにすた丼を食す。からだじゅうからスタミナが出ているような気がしてなりません。美味かったです。
・『STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 2007年 11月号 [雑誌]』を読んでいて、自分は現代の現代的な人のための音楽のことが全くわからなくなっているのだ、という事実に直面する。身の回りにちゃんと継続的に音楽を聴いている人たちがいてくれてるので何となく情報として入ってはくるのだけれども、気がつけばそういう存在はみんな自分よりも年が若い人だったりするので(しかしこれもまたアマゾンなんかよりも全然優秀なオススメサーヴィスである。今度ビールの一杯でもおごろう。)それはもう何だか恐ろしい。そんな自分、20代後半(男)がこの秋聞いているのは、
- 細野晴臣『はらいそ』や、
- サニーデイ・サービス『サニーデイ・サービス』や、
- The Trash Can Sinatras『A Happy Pocket』や、
- 小沢健二『球体の奏でる音楽』など。
この場合問題になるのはこのようなそれ自体素晴らしいとしか言えない音楽が、現代的かどうかとか、踊れるか踊れないかとか、あるいはダウンロードしやすいかどうかとか、そういうことではもちろんなく、ただただ自分が「おんなじのしか聴いてないなー」ということ。月に一度はジャニスにでも行かなければと思う今日このごろです。