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  映像研究

見る記録

 
・9日(火)は昼から恵比寿ガーデンシネマで、デヴィッド・リンチインランド・エンパイア』を鑑賞。
世界にはいろいろと難しいことを考えてるややこしい人がたくさんいるのだなぁと思う。楽しめたか楽しまなかったかと言えば、それはもちろん楽しめました。そしてデジタルにはそれにふさわしいテーマがあるのだとも思う。これはここ最近自分が写真について考えていることについての話でもある。


・10日(水)は新宿の業務後に渋谷に移動。事務所でコンペティション作品の撮影 to the 朝まで。近隣の住民の方たちに迷惑、ないしご心配をおかけしつつも無事撮影終了で明け方に帰宅。久々に激しい運動をしたのでからだじゅうが、ひどく痛い。。そして週末の追加撮影と編集の可能性についても考えておこうと思うがとりあえず、仮眠。


・11日(木)は昼に雑用を終えて、夕方から中野ZEROホール。デモクラシー・ナウ!ジャパンのイベント「マイケル・ムーアの『シッコ』は何を問いかけているのか?」へ。後半の斎藤貴男トークも含めて色々と考えるところが多い。市場原理によるべきでないこととは何か。そしてそれはなぜか。あるいはなぜわざわざ自分がそんなことを考えなくてはいけないのかとか思う。


・『3年B組金八先生 パート8』の第一話を鑑賞。きっとシリーズ最終版だろうと思うと全てのシーンで無駄に泣けてきて困るのだけど、それはさておいても、多分ここでも主要なテーマとして「市場原理に抵抗する可能性(ver.教育)」のようなものが描かれようとしている。毎シリーズ時事ネタが乗り越えるべき困難としてあるのはお約束とはいえ、今回のこれ(教育の現場に「商店街の論理」が導入されること)ばっかりはなかなか切実な問題だ。そしてそういうテーマの中で言葉についての問題が扱われていたのも象徴的だと思う。気づけば全面的に肯定してるみたいでアレだけれども。


・しかしそもそもそんなことはテーマにしなくていいのならばそれに越したことないはずなのだ。けれど、もしもそのことが避けられないことなのならば、たとえそれがサーヴィスとしてだとしても、プロパガンダぎりぎりの何かをメッセージしてほしいと思うのです。