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  映像研究

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ダーク

・去年から気になって一部分だけ読んでいた『ダーク・ドゥルーズ』を読む。「つながり至上主義」と名指されている敵(仮想敵?)については、そのモチベーションは大いに理解できる。できるように思う。つながり至上主義、において、きっと誰もが即座にリア…

読書の記録

「良心」は最終的に宗教的な抑圧の沈黙を破ると即座に種族的になり、初めて残酷な公衆の狂騒に参加する。良心の疚しさという支配的な本能をなだめるために社会的な生贄の羊を用意すること、これが完全な技術性の文化における公共生活のレトリックである。デ…

渋谷系

・これも何度も見て、何かを思い出す。

コミュニケーションでもなくファンタジーでもなく

・ときどき見る映像がある。「イメージについての絶望」。見るというよりは声を聞くために再生する映像がある。「コミュニケーションでもなく・・・」「手段でもなく目的でもなく・・・」「芸術でもなく技術でもなく・・・」そうした追い詰め方をすることが…

距離について

・いよいよあらゆる意味で、あらゆる方面から、意味のないことを書くことが意味がないように(馬鹿らしく思えるように)ある任意のルールが優勢になってきている。意味のあることを書いても良い。それが抵抗の言葉なのであれば。全く無自覚な自身の広告であ…

「すべては初めて起こる」

・インターネットを散策していると、いろいろな種類の言葉があり、その多くは読むでもなく見るだけで通り過ぎてしまうけれども、残る言葉もある。「すべては初めて起こる」と端的に書かれた一文のような文字を読んでみて、それは大森克己という人の写真集の…

「じたばた」

・口癖があるとしたら「最近どう?」というくらいで、それも略したならば「どう?」と聞いている。「どうですか?」と。「どんな感じ?」と。聞く。聞かれることもある。聞かれるかもしれない。もしも聞かれたら。「じたばたしている」と。他の形容詞を忘れ…