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  映像研究

レクリエーション

・一日一鑑賞。多摩センターの映画館の朝の回で三宅唱『夜明けのすべて』を鑑賞する。2回目。同じ映画を2回観ることでしか考えられない事があり、映画を映画館で観ることでしか考えられない事もある。ぼんやりじっと画面を見ている自分は二度見てようやく気がつく事も多い。

 

・親切に、丁寧に、ショットが並んでいる。それ自体の奇抜さに驚くことはないが、それを生み出す撮影や編集は発見に満ちていると感じる。光と風の揺らぎ、そしてやはり人の顔と声の確かさが、劇や物語の次元とは別に心を動かす。と書けばあまりにもざっくりとした印象に過ぎない。同時に怯えるほどにミニマルに構築されてもいる。そして最後は、春の雨のシーンを受けてエンドロールへと向かっていくことに気がついた。

 

・午後は近くの施設のミーティングルームを借りて業務の会議。これが今の自分にできることだと思いながら、なるべく一緒に仕事をする人たちの声を聴きたいと思う。何よりも5人で集まれたことが良かった。予定していた4時間は一瞬で消えた。

 

・その後東京都西部最大規模の岩盤浴でレクリエーション。身体を温めすぐさま冷やすようなものも含めて食べて飲み、まだ時間があるならとボーリングする。集合写真も撮る。はしゃぎ過ぎた。帰宅して眠る。2月の中心に踏み込む。