無

・202401281903。家で業務の作業をした一日。思い描いていた半分も進まなかったのは、からだが休息を求めていて、作業とのあいだで引き裂かれるように過ごしていたことに拠る。怠惰な時間もあったがそれは仕方ない。肉体と精神の仕様。無理は禁物。無になる必要。

・月曜日からの週間予報を見れば最高気温には17℃と7℃が並ぶ。三寒四温か。行きつ戻りつ季節が進む。歩きたい。早歩きたい。小走り。

・今シーズン初めてデコポンを食べた。家族が作成した寒中見舞いのモチーフとして購入されたデコポンは見つめられ続けることで少し水分を失っていたけれども、その分甘さと酸味が凝縮されているように感じた。そして独特の重み。この季節の贅沢と思いながら頬張る。柑橘は美味しい。というか果物はたいてい美味しい。

・セールをしている服屋に行き布に触れたい気持ちを抱えてスマートフォンをつるつるする。この寒さの中にいる間にとメルカリでアイスブレーカーの薄手のニットとサンリミットの暖かそうなパンツを買ってしまった。並行して本も次々買っている。すべて必要経費と自分に唱えながら。

・明日からの業務連絡を同僚チームへ送る。残り8日で2023年度が終わる。