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  映像研究

気をつけながら箱根

・2年前と同じく業務がひと段落するこの時期に家族と箱根に日帰り旅行する。普段家族と休日が合致することは少ないけれどもこの三連休は色々なタイミングが重なりともに過ごすことができた。その三連休の真ん中の土曜日。なおかつ雪の予報が繰り返されるその合間の土曜日は完全に晴れた。8:30に支度をして外出。新百合ヶ丘から相模大野からまでは普通の電車。相模大野からはロマンスカーロマンスカーでおにぎり。遠足の気分。

 

・12:00前にポーラ美術館に着き「ロニ・ホーン:水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?」を鑑賞する。有名なポートレートの作品をはじめて展示形式で見ることができたことが良かった。またコラージュという方法のバリエーションを見ることができたことも良かった。周りの何人かの人が話題にしていたコレクション展「モネ-光のなかに」も刺激的だった。あのようにしてキャンバスに描かれた油彩を見る経験はこれまでになかったかもしれない。中山英之という方の「会場構成」特に照明が優れているのだろう。「普通に見ること」の困難と至福を思い考える。

 

・2年前と同じようにポーラ美術館のレストラン「アレイ」でランチ。スパークリングワインで乾杯してコース料理でお腹いっぱい。14:00過ぎに美術館を後にする。バスと登山電車を乗り継ぎ再び箱根湯本へ。箱根町立郷土資料館も興味深く見る。箱根町立郷土資料館を出て、駅の方向、午後の光を浴びた山を写した。

 

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・その後、湯本富士屋ホテルの温泉「早雲」へ。夕方に温泉に浸かっていると登山の帰りの感じを思い出す。自分の身体のスケールと巨大な土地の関係を少し思ったりもする。あるいは刹那的な気持ちの緩みを感じる。湯上がりで箱根湯本駅前のお土産物屋など見つつ小田原に移動する。「小田原おでん」の店に駆け込みたかったが叶わず。2年前と同様「ふじ丸」で夕食(気をつけながら)。小田原からロマンスカーに乗り町田まで。

 

・冬の終わりの休日らしい休日。その日記。