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  映像研究

知ること

・202112102203。帰宅する京王線を乗り換える調布駅のホームで書いても良い。今日は4日ぶりの業務。14:00から21:00が一瞬で消えた。前半は快調に仕事をしていたけれど、後半は人と対話することが仕事だったから、それは自分のペースばかりでは進まない。しかしその仕事にしかない特別な密度の時間を過ごした。

 

・午前中は家で作業。年内の目標と現在地点の差をどのように埋めるか。遥か遠くの背中を追いかける時の走りのイメージを持ちながら。まずはその背中を見る。距離をはかる。

 

・昼前に出て業務の前に友人が先日オープンしたお店でランチ。水道橋で久しぶりに下車した。お店の様子を見ながらカレーを食べる。窓際に並んだ本の様子も良かった。少し話もする。店をあとにして少しだけ神保町を散策していくつかの本屋の棚を見る。神保町から新宿線で職場の最寄り駅まで。

 

・それで帰宅している途中に。少し前に、久しぶりにSNSでメッセージをくれた友人から、住んでいる土地で起こっていること、そして、どの土地に住んでいようとも逃れることのできない、エネルギーの問題について、情報を貰う。言葉を返す。既に知っていて既に考えている人が、まだ知らない人に対して、このように自然に知らせてくれることが嬉しい。

 

・自分はそのように「知ること」や「知らないこと」を「普通に」捉えられているのだろうかという問いが浮かぶ。自分の生活の中では「知っていること」はすぐに権力と結びついてしまうようにも思う。思いながら最寄り駅に着いたので中断する。

 

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