・「秋花粉 10倍」で検索した記録。何かが飛び、見えないなりにそれを感じた身体が反応する。反応することが当然の態勢になっていることを理解して、春と同様に点鼻薬と点眼薬を用いるようにしてみるという異例。そこから身体のことを考える。あるいはイメージする。一日の時々で身体に熱と冷えが共存しているように感じられる。上半分・前半分には熱が溜まり、下半分・後ろ半分には冷えがある。身体を横から見て、斜めにカットしてみたならば、熱/冷えの境界は明確ではないか。そして睡眠はそれを適度に混ぜっかえす時間のようにイメージしている。良い睡眠は身体の熱と冷えを混ぜて均一にする。まるで厳かな儀式のように静かに混ぜ続ける。覚醒しているときは澱んで止まっているのに、眠っているときは混ぜ続けられて流れているように身体をイメージしてみる。実際に本当かはさておきそれはそれで面白い。そうならば、意識とは、身体を澱ませ留まらせるメッセージを発することでもあるのだろうか。つねに流れている状態にダムを建設するように。あるいは身体の知覚が向く方向に熱を集めるということだろうか。税金を徴収するように。そうであるならば、中央集権でない身体はあり得るのかなどと考える。もしも足や腰で思考することができたならば。