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  映像研究

大喜利性

・202108122225。帰宅する京王線で書けることを書いておきたい。タイムカードを押してから再び押すまでの約13時間は高速で消えた。断片は未だ鮮やかにある。しかし眠るとその断片を構成する鋭い感覚は大人しくなるだろう。たとえばそれは朝のエクセルシオールで食べたワッフルの食感。あるいはいつかそうした感覚がふと甦ることもあるのか。同僚とイベント準備の作業をしながら、私たちの仕事の内にある大喜利性について話す。その会話自体も大喜利のようなところがある。出来事を面白く捉えたい。その面白さへ向かおうとする会話は労働歌のようにも聴こえるか。