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  映像研究

幕があがる

・202103262056。帰宅する京王線で、〜にも関わらず書く。リハーサルがあれば本番がある。本番になれば幕があがるあるいはひらく。準備してきた言葉やイメージを投げる時間になる。自分も他者も、まだ温まっていないな、と思う。様子を探りながら言葉を放ってみている。いつのときよりも(毎年そう思っている可能性もある)慎重に始めている。

 

・去年の夏の集中講座の最終日の業務終了後、気をつけながらの飲食の最中で「集中講座をツアー的なものとしてイメージしている」と話したときに、同僚から「でも公演をしているのは私たちではなくて彼ら(学生)の方かもしれません」と返答を貰ったことは少なからず自分の考えないしイメージに影響を与えた。確かにそうかもしれないと思う。イメージの中の舞台と客席を移動させること。

 

・しかし始まってしまったならば、いずれにせよしばらくは動き続けなければいけない。こんなに慌ただしくなったのは先週ドライブでアウトレットとか行ってたからだと思うが、しかしあのアウトレットは必要なアウトレットだったのだから仕方がない。アウトレットに行っていなかったらもっと全然酷いことになっていたかもしれない、などと書いてみる。ひとまず泳ぎつくその向こう岸を、たとえば4/5くらいに設定してみる。